今回の旅のpart1、鳥取県の皆生から西に向かう旅程はここ出雲で終点とする。
天気予報では西から台風が接近中とのこと。
当地を通り過ぎるのをやり過ごすため、また休養も兼ねて江津に2泊する手筈である。
ホテルに荷物を預けて、出雲市街の東側の街並みを見学。
この界隈を流れる水路に沿って西に向かう。
自転車道は海岸寄りをやや遠回りして出雲大社に到るが、それだと目指す旧大社駅を通らないのでショートカットする。この道は廃線跡ぽい雰囲気だがどうだろう。(あとで調べると自転車道沿いに往時の駅のプラットホームが残っているとのことだが発見できず。
どどんと堂々たる駅舎の構えに圧倒される。
内部も営業当時(というか創業時から変わっていない感じ)のまま保存されている
往年の出札口は観光案内所に。
中井貴一主演の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」のロケに使われた。
運転席
駅から出雲大社に続く参道はたいへんな賑わい。
自転車は境内には入れないし人混みもえらい勢いだし、そもそも縁結びの神様だけどわたしはすでに良縁に恵まれて結婚してるしで参拝は省略させていただく。
来たという証拠の写真だけ撮って門前町の家並みへ。
参道の賑わいと裏腹に旧い街並みは人も少なく静か。
ここも出雲そばを謳う店が数軒並ぶ。
昨日食したのは今ひとつだったがここでもう一度出雲そばに名誉挽回のチャンスを与えようと試みた。
有名な老舗もあるがあえて新しめの店で。
うーんやっぱりつゆが甘すぎて好みじゃないし、海老天もちょっと残念な感じ。
自由席は混みあっていたが指定席は余裕。先頭車だが前面展望が楽しめる最前列は埋まっていた。残念に思っていると最前列にはいかにも強烈な感じのキモデブオタの方がどすんと座った。しかも一列を隔てて3列目のわたしにまで漂ってくるほどのヤニ臭さ。あーあと思ったが、しかしわたしたちがyoutubeとかで前面展望動画を楽しめるのはこういうオタの方々のお陰なのだと思い直しリスペクトの念を忘れぬよう心がけた。と思いきやオタ氏は発車間も無くカーテン閉めてグーグー寝始めるではないか。そんなことでいいのか仕事しろオタ。