メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2006 KHSF20で走るタイ東北部 Day14 シーチェンマイまで

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Day14 サンコム - シーチェンマイ Sangkom - Si Chaingmai

 

2回目のメコン川沿いルート、前回の旅では通過して泊まらなかった町に今回滞在しようという方針だ。

であるので今日の行き先は、前回は素通りしたシーチェンマイ

 

シーチェンマイまでは、川沿いの道を普通に走れば40kmちょっとで着いてしまう。

しかし旅も終わりになると少しでも長く走りたいという気になるのに加え、前回と同じ道を走るのは潔しとせずという思いもある。またチャンカーン以来ずっと目に入るものといえばメコン川ばかりだったので、もうメコン川はいいからなんか他のものを出してみろ!という気持ちもあった。

よって今日は地図に示す如く、わざわざ山の中を遠回りして未知の道をいくルートを取ることにする。

 

 

目覚めると今日も窓の外はメコン川のパノラマ。

晴れてはいるが今朝も随分涼しい。テラスで朝ごはんを食べたが肌寒いぐらいだった。

 

 

それでは今日も出発。

メコンの川筋から外れて内陸に入ってゆく2376号線を辿る。斜面をなだらかに登っていくと丘やがての稜線をたどる道となる。

左手に山、右手に河岸段丘が広がる気持ちのいい景色の中をゆく。バーンナムという町まではそんな感じ(こんな小さな町にも宿がある@2023年)。

 

牛との出会い

 

首がかゆいので掻きに来たらしかった

 

その先はさらに上り坂となりちょっとしたヒルクライム気分だ。ほどなく峠っぽいところに達し、その先、目指すシーチェンマイまで30kmあまりの下りが続く。

 

途中でゾウ一家の水浴びを見る。パパ象の背中に象使いが乗っており、ママ象とちび象がおとなしくついていく。


一通り水浴びが済むとおとなしくトラックの荷台に乗り込んで帰っていく様子がラブリーであった。 

 

シーチェンマイに着いた。

川沿いの宮殿風ホテルに投宿。

 


メコン川の対岸はラオスの首都たるヴィエンチャンである。前回は向こう側からこっちを眺めたのだった。

こちら側は牛がのんびりと草を食む田舎町だ

 

ビエンチャンの夜景を眺めながらばんめし。

対岸の明かりは意外に近くに見える。前回ビエンチャンの河原で川に向かっておしっこなどしたがタイ側から見えてたかもしれないと思うと忸怩たるものがある。

 

明日はサイクリング最後の日だ。

最寄りの空港のあるまで走ってから飛行機でバンコクに飛び、帰国の途につく。

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