メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2016 ブロンプトンで都野津と温泉津をポタリングした話

2016 ブロンプトンで行く山陰 Day5
 

都野津と温泉津 日帰り旅 Tsunozu and Yunotsu ( Day trip from Gotsu )

 

台風をやり過ごすために江津のホテルに滞留中である。

二日目は日中雨の予報だったので部屋でごろごろ過ごすつもりでいたが、明けてみれば台風さんは予報より早く夜のうちに通過してくれた。よって午後からは自転車で走れる見込みとなった。ありがたいことである。

江津の西にある都野津、東にある温泉津。古い街並みの残る二つの街を輪行で訪ねることにする。


まずは江津から裏道伝いに5㎞弱自走して都野津に行ってみる。古くから鮮魚や呉服を山間部に売り歩く行商人の根拠地として栄えた町だ。

 

・都野津の街並み Tsunotsu

 

 

 

 

 

 

都野津町役場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JR都野津駅からなつかしのキハ47で輪行して次の温泉津へ
 

 

 

・温泉津の街並み Yunotsu

名前からして温泉を強く主張する町だが歓楽色は一切ない、
味のある建築の並ぶ温泉街は叙情派の旅人に人気のメロウな昭和テイスト温泉場である。
かつて寅さんのロケ地にもなった(「寅次郎恋やつれ」マドンナは吉永小百合)。
 

 

 

 

駅前からしてすでにいい感じ

 

 

 

 

 

温泉街に向かう道もじわじわいい感じ

 

 

 

 
温泉津は江戸時代には石見銀山の搬出港、北前船の寄港地として栄えた港町。だが近世以降海運は鉄道に取って代わられいまでは鄙びた漁村でしかない。
 
 

ここらでひるめしをと思ったが人影もない街で開いている食べ物屋もない。

唯一開いていたミニスーパーの店先のテーブルを借り、買ったカップラーメンをイートインとす。
傍らで店のおばちゃんと近所の人が孫の学校の話をしている。それを聞きながらずるずるとラーメンをすすっているとなんか谷口ジロー孤独のグルメ」の世界だ。

 

 

 
 

港から続く温泉街に入っていく。風情のある建築が建ち並ぶ。いつか泊まってみたいと思わされる趣。

 

 

 

 

 

 

 

 

かつての共同浴場薬師湯、いまはギャラリーとカフェ。

 

 

 

二つある共同浴場のひとつ

 

 

 

もうひとつ、新しい薬師湯

 

 

 

・地元スーパー魚祭り

 

 

ばんめしは今日も江津のスーパーでいろいろ買い込んで部屋でおさかなバイキング。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイ刺身

 

 

 

ヒラメ

 

 

この一帯の郷土料理「おまん寿司」。鯵の寿司だが酢飯の代わりにおからが詰めてある
 
明日からはJR三江線に沿って走る旅……

 

 

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