うるわしのゲンゲンバッハの街に名残を惜しむ
オッフェンブルク近くの保存車両。広軌のSLはでかくて迫力ある。
オッフェンブルクの先、国道沿いにまっすぐ行けばライン川を渡る橋なのだが、フランス側は主要国道を走らなければならないし、静かな道で行きたかったのですこし迂回していく。こんな気持ちのいい道も。
さっきの道もそうだが、この道は廃線跡のニオイがする。よく訓練された鉄にはわかる。
やはりそうだったか。ストラスブール対岸のケールからオッフェンブルク、さらにライン東岸の村を結んで南下し、シュヴァルツヴァルトに入ったゼールバッハまでを結ぶ鉄道が1980年代まで走っていた。
マイセンハイムからオッテンハイムまでの区間が自転車専用道として整備活用されている
オッテンハイムから国境の橋を目指すも道を間違え遠回りになる。しかしどん詰まりの村ノネンヴァイアーNonnenweier が味のある家並みだったのでよしとする。
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ようやくライン川に出る。だが対岸のフランス側に渡るには橋まで数㌔戻らねばならぬはめに
フランス側は自転車レーンとか無いし、ドイツから来るとクルマもムチャに飛ばすやつ多い印象を受けた。
フランスとはいえアルザスの家並みはドイツ大さじ3フランスひとつまみといった感じ。集落の名前も綴りはほぼドイツ語で読みがフランス流なのがおもしろい(今も住民の4割以上はドイツ語の方言=アルザス語を使うという)。
はやくオベルネに着きたかったのでフランスに入ってすぐのエルスタンErsteinは素通りしたが、あとから調べたら美しい街並が保存されている街ようで立ち寄るに値する街だった。
オベルネの手前のマイシュトラッツハイムまで来てようやく写真撮る余裕がでてきた。