メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2014ドイツ&フランスの旅 GE&FR Day9

Day9 ゲンゲンバッハ -  オベルネ(フランス)
   Gengenbach - Obernai (FR)

ライン川を越えてフランス・アルザス地方へ
 



うるわしのゲンゲンバッハの街に名残を惜しむ
 
 
 

 
標識にすでにオベルネの字が!これなら標識見てればオベルネまで地図要らずで楽勝!と思ったが、そうは問屋が卸さないのだった。
 

きのう通ったベルクハウプテンを抜けて
 
オッフェンブルク近くの保存車両。広軌のSLはでかくて迫力ある。
 

 オッフェンブルクの先、国道沿いにまっすぐ行けばライン川を渡る橋なのだが、フランス側は主要国道を走らなければならないし、静かな道で行きたかったのですこし迂回していく。こんな気持ちのいい道も。
 

ゲンゲンバハで見た標識はどこへやら。地図と首っ引きですすむ
 
 
さっきの道もそうだが、この道は廃線跡のニオイがする。よく訓練された鉄にはわかる。
 

 やはりそうだったか。ストラスブール対岸のケールからオッフェンブルク、さらにライン東岸の村を結んで南下し、シュヴァルツヴァルトに入ったゼールバッハまでを結ぶ鉄道が1980年代まで走っていた。
マイセンハイムからオッテンハイムまでの区間が自転車専用道として整備活用されている
 

やはり廃線跡サイクリングは気持ちいい
 

オッテンハイムから国境の橋を目指すも道を間違え遠回りになる。しかしどん詰まりの村ノネンヴァイアーNonnenweier が味のある家並みだったのでよしとする。
 
 
 
かぼちゃ各種取り揃えております
 
 
 
 
ようやくライン川に出る。だが対岸のフランス側に渡るには橋まで数㌔戻らねばならぬはめに
 

味も風情も無い国境越えてフランスに入った
 

橋の上から独仏両国をのぞむ
 

フランス側は自転車レーンとか無いし、ドイツから来るとクルマもムチャに飛ばすやつ多い印象を受けた。
 

フランスとはいえアルザスの家並みはドイツ大さじ3フランスひとつまみといった感じ。集落の名前も綴りはほぼドイツ語で読みがフランス流なのがおもしろい(今も住民の4割以上はドイツ語の方言=アルザス語を使うという)。
 
はやくオベルネに着きたかったのでフランスに入ってすぐのエルスタンErsteinは素通りしたが、あとから調べたら美しい街並が保存されている街ようで立ち寄るに値する街だった。
 オベルネの手前のマイシュトラッツハイムまで来てようやく写真撮る余裕がでてきた。
 
 
 

オベルネの手前ニエデルネから自転車専用道になる
 
 

ようやく夕闇迫るオベルネに到着
 

旧市街観光は明日にする
 

Hôtel De La Cloche 朝食付56€だけど部屋は狭い