2010
自転車ルート 1405296 - powered by Bikemap
階下のレストランで朝食。
ベーコンエッグ+コーヒー+パンで111kr(宿代とは別)。
いい宿だしもう1泊して鋭気を養う日とする。
中世以降モラヴィアの中心地として栄えたオロモウツは、Lonely Planetが「プラハ、チェスキークルムロフ にも比肩するすばらしい街並み。あまりにも過小評価されすぎ」と手放しで絶賛する街。
たしかに、広場を囲むバロック様式の家並みや、世界遺産の聖三位一体柱など、いろいろ見ごたえはあるけれど、プラハみたいに「どうだどうだすごいだろうジャーン」という迫力は無い静かな街並み(だがそれがいい)。人口10万余だがチェコで5番めに大きい街だそうな。
午前中は街歩きのあとオロモウツ大司教管区博物館 ARCIDIECÉZNÍ MUZEUM OLOMOUCへ。
水曜日は無料とのこと思わぬおトク。
先史時代から時系列に展示されている文物はすべて丸出しで触ることもできるのでレプリカと思われるが、中世好きなわたしはロマネスク以降のアルカイックな彫刻やフレスコ画(これは本物らしい)に惹かれてしばし佇む。
歴代大司教の金満化コレクションも面白かった。豪華絢爛マントやかぶりもの、膨大な絵画コレクション、日本の根付けまで(花咲かじいさんに桃太郎!)金にあかして収集してた司教の道楽三昧に驚かされる(宗教って儲かるんだ)。
午後からは近郊ポタリングに出かける。
川沿いのサイクリングコースを通ってVelka Bystrice、そこから小さな丘を越えてBukovany,Drozdinと走る道は、眺めはいいけれどあまり面白くない道。
Drozdinからは自転車レーンのある並木道でオロモウツへだーっと下っていく。
北から来る国道とクロスした後は、森の中を行く道となる。ここは自動車進入禁止でとても気持ちのいい道で、大きな街のすぐ近くにこんな森が、と驚くほどの静けさと緑の濃さであった。
森を抜けるとなにやら壮麗なお城のような建物がそびえていたが、これはバラツキー大学というチェコで2番目に古い(16世紀創立)大学の建物なのだった。
オロモウツの重厚な街並み詰め合わせ(クリックで拡大)
夜の散歩