2019 ブロンプトンで(また)行く瀬戸内 Day1
ここ数年というものすっかり瀬戸内海とその周辺の小さな町の風情の虜になってしまったメロウ家、今回の短い休みもやはり愛媛方面に目が向く。
果樹王国山形の住民にとってみかんは唯一地元で生産がままならぬくだものであり、みかんの生産地に惹かれるのも道理であるといえよう。まあようわからないがとにかく11月だしみかんだ。
今回の小旅行はまあ秋も深まり陽も短い11月でもあり、あまり方々うろちょろせずに松山を中心とした拠点日帰り型の日程とした。
加えて真ん中に瀬戸内のどこかの島に泊まってのんびり滞在するというオプションも思い立ち、色々調べてみると松山からほど近い忽那諸島という島々がある。その中の中島なる島になかなかよさそうなB&Bを発見したので2泊してみることにした。
Day1 とりあえず興居島
ロビーにある有名なポンジュースの出る蛇口(一杯350円)を見て飲んでとりあえず感心するなど。
着いてからまだ半日遊ぶ時間がある。天気も上々、晩秋の北国から来たわれわれとしては海と陽射しを存分に味わいたかった。
然るに、空港のコインロッカーに日帰りサイクリングに必要なもの以外の荷物を預け、まずは松山の港から船で10分あまりで渡れる手近な興居島に渡り、早々に瀬戸内の風情を味わうこととしたのである。
まずは脚慣らしに船の出る高浜港まで自走することにする。
車両はもと京王帝都の5000系。
途中の公園に保存展示されてた伊予鉄道1号機関車。僚機はいまも坊ちゃん列車として市内線を走っている。休園日だったため中には入れず。
駅の向かいがすぐ高浜港。
向こう側の興居島まで10分足らずだが、海を渡るというだけで気持アゲアゲになる山形県民。
島の南北に二つある港の南側、泊港に上陸
ひなびた集落を抜ける
これですよこの海の色と透明度。このためにわたしたちは来た。
島の斜面はことごとくみかん畑。島全体がみかん畑といってもよい。
高台からの見晴らし
その名も恋人峠ときたもんだ
島の西側の道はちょっと険しそうな感じだし集落もないしで、もっぱら東側をうろちょろポタリング(くびれたところを通って西側にもちょっと行ってみる)。
瀬戸内の島の集落の路地や畑はいいものだ
島を1/2巡りぐらいしてたどり着いた由良集落。
帰りはもう一つの港、由良港から乗船して松山に戻る。
船内にいたみきゃんと語らう家人
宿に向かう前に空港に預けた荷物を回収するというタスクがあった。
日も暮れてきたことだし途中の三津駅で降りてその先はタクシーで空港に戻り、無事荷物を回収したのち市内の宿に向かう。
メニューはなくおまかせコース一択。まずサカナですとか、