メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2017 船に揺られたりブロンプトンで走ったりして瀬戸内海の青さを味わった話

 2017 山口愛ブロンプトン旅 Yamaguchi & Ehime Day2
 柳井から上関、松山から内子

around Kaminoseki, to Matsuyama and Uchiko

 

瀬戸内にやってきて柳井のホテルに一泊したわれわれである。天気も良く、今日も船に揺られて潮風と静かな海の風情を満喫する所存だ。

地図で見れば柳井周辺は長靴に見えないこともない。ちょっとイタリアぽい気分になれるじゃないですか。そうするとふくらはぎのあたりが柳井である。

足首より先が長島で、今日は船で踵を回って足裏に相当する室津港に渡り、足の甲にあたる海岸線をちょっとサイクリングしようという趣向だ。

 

 

まずは柳井港に出向いて室津までのきっぷを買う。

室津まで30分の船旅

 

 

 

室津港に到着。船はこの先つま先にあたる祝島まで行く。

 

 

室津から海岸沿いに走り出す。ちなみに山口県の県道のガードレールはみかん色。50年以上前に国体を開催した際そういう決まりになって以来今日に至るのだそうな。

 

 

澄んだ海の青さよ

1879年築の四海楼。当時の地元有力者が来賓の宿泊施設として建造。

 

 

しばし海の青さをお楽しみください。

 

 

 

 

ひるめしは上関港のあたりに食堂でもあるだろうと当てにして来たが、果たせるかな何もなかった。

唯一開いていた「鳩子てんぷら」で角天を買って海を見ながらもそもそ食べる。

 

名前の由来はここ上関を舞台にした昭和49年のNHK朝ドラ「鳩子の海」。主演の斎藤こず恵(当時6歳)がこの店の天ぷらを好んだそうである。このあと訪れる大洲もそうだが、NHK朝ドラの宣伝効果は数十年引っ張れるのであなどれないものがある。

なお天ぷらと言っても見ての通り東日本でいうさつま揚げのことである。

 

 

 

その先、戸津集落までゆるゆると走る。

 

 

海はどんどんきれいになる。

 

 

引き返して上関港に向かう

 

 

また船で柳井に戻る。

 

特等席は地元ボーイズに譲る

柳井港に戻り、こんどは松山三津浜港行きのフェリーの切符を買う。

これより松山に向かい、今日の宿泊地、内子まで輪行する。

松山まで2時間半の旅

キャビンは涼しい。

 

 

外は気持ちいい(が暑い)。キングクリムゾンの「アイランド」を口ずさみたくなる。

 

・内子に到着

 

松山港に着き、JR松山駅まで裏道を縫って自走する(この間画像なし)。

JR特急に乗り換え、目指す内子まで30分弱。

内子で2泊した宿、こころ。ここの素晴らしさは明日以降に詳記したい。

とりあえず近くの中華屋で乾杯

 

四国まで来ると冷し中華やカツ丼(写真まん中)が東日本と微妙に違う感じで面白い

 

内子の街並みも明日以降詳しく触れたい。