メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2018. 1 ブロンプトンで大漢渓自行車道を走った話

2018.1 台湾の旅 Day3
大漢渓自行車道で三渓まで

台湾に着いてもう3日目だ。いいかげん自転車で走り出そう。

 

大都会台北を4つの川が貫いて流れている。南北に流れる淡水河、東西に流れる基隆河、南西に流れる新店渓、南東に流れる大漢渓だ。
各々の河岸にはよく整備されたサイクリングロードがつくられていて、自転車で首都の中心から郊外まで縦横に、川沿いの専用道を使って走り回ることができるのが台北の魅力のひとつである。

前日からの雨もまあ自転車に乗る気が起こるほどには落ち着きついたので、今日は4つの川のひとつである大漢渓沿いの自転車道をたどり、古い街並みの風情が人気の町・三渓まで走って見ることにする。

 

大漢渓の両岸に自転車道が整備されており、南岸の道は途中から岐れて三峡河と名を変える支流に沿って三峡に至る。われわれは都心の宿からMRT板南線の終点・頂埔駅近くまで輪行した。工業団地を抜けると川が岐れる地点近くのサイクリングロードにたどり着く。
 


広大な河川敷では牛さんファミリーもくつろぐ姿も

 

ほどなく三渓に着く。

 

 

レンガ造りの街並みが保存されている

 

 

この頃からふたたび雨が本降りになってきたので人影もまばらだ。

 

 

 

 

 

 

古くから客家人の商業の拠点として栄えてきたが、レンガ造りの街並みは日本統治時代につくられたものだ。レンガはすべて日本から運ばれたものという。

 

店にひるめしがてら雨宿りの気だるいひととき

 

揚げ豚乗せ汁なし麺的なものを食す。

 

食べている間にも、雨足はますます強まってきた。

このあと約3㎞先の鶯歌まで走るつもりだったが、気持ちが折れて断念、今日のサイクリングは短いがここまでとする。

 

路線バスで台鐵中壢駅まで輪行し、近郊電車に乗り換えて台北に戻る。

こういう時ブロンプトンは畳んで袋に詰めてしまえばいろいろ便利である。

 

雨に濡れそぼって肌寒い一日だったので、こんな晩は鍋だ!ということになった。

「食べ台湾」で見た食べ放題鍋屋、奔鱻涮涮鍋ベンシャンシュヮンシュヮンと読むらし。MRT松江南京)に乗り込む。

 

330元、制限2時間で肉野菜海鮮からデザートまで食べ放題。

だけどビール(缶のみ)は別料金なの