メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2012 オーストリアとハンガリー自転車ふたり旅 Austria &Hungary Day4

前の日のおはなし↓mellowyallow.hatenablog.com

 

Day4  ショプロン  Sopron

 
ハンガリーの西の端っこの街ショプロンでのんびり過ごす一日。(どういうわけか秋田県鹿角市姉妹都市である由)。
かつてオーストリアハンガリー帝国時代を通じてこの町の住民は半数がドイツ系だった(独語名エーデンブルク)。にもかかわらず第一次大戦後、帝国崩壊後の住民投票ハンガリーへの帰属が決定。現在ではオーストリアにほど近いにも拘らず住民の約9割がハンガリー人という。
 
 
帝国っぽい壮麗さが漂うホテル。朝ごはん会場も吹き抜けでゴージャスである。
 
街歩きに出かける。晴れて暑い。
広場には暑気払いマシーンが設置されていた。細かい霧が噴出していて中をくぐると気化熱でスーッとする。これ日本にも作ってほしい。
 
しばしショプロンの街並みをどうぞ。

 

 

 

 

 
緑濃い野外席のあるカフェでくつろぐ。
ショプロン周辺はワインの産地として名高いが、暑いのでとりあえずビール。ショプロンの名を冠したブランドをグイッと。
 
 
そのままなし崩しにランチに突入
 
さっきまで上天気と思っていたら急に雲行きがあやしくなり、ついにはきのうに続いての驟雨に見舞われる。
 
 
ホテルの部屋に退散して雨宿りで過ごす昼下がり。
窓からの眺め。
 
 
雨も上がってきた頃にはもう夕飯時だ。
ついついまたスープは3日連続でハラスレを頼む。
ハラスレを初めて食べたのはチェコの旅でだったが、魚の淡白な味わいとパプリカスープの濃厚さに魅せられて以後好物となる。本場の国に来たらまとめ食いしておくのである

 
夕間暮れの街

 
限られた日数でちょっと欲張ってしまった旅程のため後半は鉄道の移動が多くなる。
明日はチャーミングな街並みのケーセグを経由してシャールヴァールまで。