メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2012 オーストリアとハンガリーふたり旅 Austria & Hungary Day1

(ここまでのあらすじ)スロバキアハンガリーをKHS F20で2週間旅したわたくしメロウ野郎、ブラティスラヴァに戻って日本から来たメロウ夫人と合流、

MTBをレンタルした夫人を加えて、オーストリアからハンガリーへ1週間のお気楽旅に出かけるところ。


ブラティスラヴァ--(鉄道)-- パルンドルフ- イルミッツ

Bratislava -(train)- Parndorf - Ilmitz

スロヴァキアの首都から輪行してオーストリア領内で下車、ノイジードラー湖沿いのサイクリングルートを快走する。

 



 

 

正確には旅のはじまりはスロヴァキア。

ウィーンに着いてバスで来たメロウ夫人とブラティスラヴァのHotel Tulip House で合流する。

このホテルはたいへん居心地よく気に入ったので、この後2015年の旅で訪れた際にも泊まることになる。

 

 

まずはレンタル屋に向かい、わたしが借りてるのと同じクロスバイクを夫人用にもう一台借りる。

 

そのあと輪行すべく旧市街を抜けてブラティスラヴァ中央駅に向かう。

しかし切符売り場に着いてみれば、オーストリア方面に向かう列車は中央駅でなく、市街を挟んで反対側のペトルジャルカ駅始発であることを知らされる。てへぺろ

 

 

ドナウ川を渡って中央駅とは線対称のぺトルジャルカ駅へ向かう

 

 

ペトルジャルカ駅は全然首都の始発駅ぽくない小さな駅で。ウィーン行きの列車も近郊型。

自転車を置くスペースは低床になっていてラク輪行できる。 

いつの間にやら国境越えてオーストリアに。

 

 

途中のガッテンドルフという駅でガッテンしてみるというネタ。

 

 

サイクリングコースにいちばん近いパルンドルフの駅で降りて走り出す。

 

 

一帯は風力発電が盛んで風車が林立する。

道端の茂みからは時おりウサギが出てきて追いかけっこになる。

 

 

最初の街、ノイジードル・アム・ゼーから湖沿いのサイクルロードに。

ルネッサンス音楽の有名な作曲家ハンス・ノイジードラーは苗字からしてこの街の出身じゃないかと思い、あとで調べたらブラティスラバ生まれだった。当たらずとも遠からじ。

 

 

湖岸に沿ってるはずなのだが湖はなかなか見えない

 

 

 

たまに見える

 

 

まあだいたい野原やらブドウ畑やらが続く。

途中の湖岸の町ポダースドルフにも宿はあまたあったが、賑やかで落ち着かない感じだった。

宿を予約してあったイルミッツは、湖岸からちょっと離れた、落ち着く感じの静かな町だった。

この町を選んだのは正解だった。

 

 

Weingut Opitzに投宿。名前の通りワイナリーも経営している

部屋はローラアシュレイ風。

 

 

「前に日本人が取材に来てね、うちがこの本に載ってるんだ」とオーナーが見せてくれた本。この時がわれわれにとってオーストリアワインと初めての出会いだった。

 

オーストリア白の代表的品種グリュナーフェルトリナー。きりりとおいしい辛口の白(日本ではポピュラーでないが見つけると買って飲む)。

 

 

イルミッツの街で晩ごはん。Puntigamer はちょっと離れたグラーツのブランドだが。

 

 

オーストリアめしに不慣れでもシュニッツェル頼んでおけば間違いはない。

揚げ物は世界の合言葉。

 

明日は国境を越えてハンガリーに入るの巻…。

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