メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2015 オーストリア&スロヴェニア ブロンプトン旅 AU&SV Day6


 グラーツ -(輪行) -ライプニッツ -  国境 - マリボルスロヴェニア

  Graz - (train)- Leibnitz - Malibor (Slovenia)


 グラーツ旧市街を見物したのち郊外まで輪行、国境を越えてスロヴェニアマリボルまで。





グラーツの街並み



旧市街はみんな大好き世界遺産。観光客地元民入り乱れてたいそうな賑わい



はいはい市庁舎市庁舎



はいはいフェルディナントII世霊廟霊廟



 第一次大戦戦没者慰霊碑。当時オーストリアハンガリー帝国は戦争をおっぱじめた張本人であり、多大な犠牲を出した。ちなみに第二次大戦はドイツに併合されていたのでオーストリア人は属州のドイツ兵として応召、オーストリア兵というのは存在しない。

 碑銘「我が意志でなく、あなた(神)の御心により(意訳)」はぐぐったら聖書の一節らしい。





・国境へ、そしてスロヴェニア



 グラーツから輪行して近郊のごちゃごちゃをスルー、ライプニッツという郊外の駅で降り、ムーア自転車道にふたたび。国境のシュピールベルクまで森の中を走る。



 川向こうのエーレンハウゼンはお城やら古い街並みやらあってなかなかよさげ(立ち寄らなかったけど)。

 国境のシュピールベルクはといえばとくに何もない街(後日難民流入のニュースで有名になってしまった)。



 味もそっけもない国境を越えてスロヴェニアへ。しばらくは国道を走らされる。このままずっとマリボルまで車道走りだったらつまんないなと思っていたらサイクリングロードの標識が。



やったこのままマリボルまで静かな道で16㌔、楽勝♪と思っていたら、



いきなり激坂を登らされる(登った坂を振り返る)


峠の眺めに救われる




 途中からマリボル中心街までいっしょに道を探しながら走ったウィーンの女子大生。

無造作に荷を詰め込んだトレーラーを引いていたが上り坂はかなりしんどそうでブロンプトンより遅かった。


マリボル市街に入る



 女子大生はカウチサーフィン(民泊)で見つけた部屋を予約してたが、わたしの宿は旧市街からさらに川を渡った住宅街にあるので駅前でお別れ。後ろ髪引かれまくってごっそり抜けた。





旧市街は明日改めて見物に来る。



2泊した Guest House Parma   1階はピザ屋になってるが休業中。



 着いたものの誰もいない。ちょうど同宿客に出くわしたのでケータイ借りてオーナーに電話してみたら「あっいけねえ忘れてた!」と言って自宅から飛んできた。



予約忘れてたお詫びにと、キッチン付きの広い部屋にしてくれた。





台所も食器もあることだし、レンジでチン系でスロヴェニア家庭料理を。



鶏肉のきのこソースがけ+ライス、惣菜売り場で買ったローストチキンとスープ


Day5                        Day7