メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2015 オーストリア&スロヴェニア ブロンプトンの旅 Day11

プトゥイ - ムルスカソボタ Ptuj - Murska Sobota

 
旅程もあとわずか。オーストリアに戻る前にスロヴェニアをもう少しぶらぶらしていくことにする。
ドラヴァ川沿いのサイクリングロードをさらに西に進んでクロアチア国境の町オルモジュまで行き、そこから方角的にオーストリア国境に近いムルスカソボタまで輪行しようという作戦である。
 
朝食は自家製ジュースや自家製ケーキなど盛り沢山(画像なし)。同宿の客はけっこう多くて驚いた。
オーナーのおばちゃん「ずっとこんなで忙しかったけど10月にやっと休みが取れるの。エーゲ海クルーズ行くの楽しみだわー」と。「追い風だといいわね、気を付けて」と見送ってくれた。

宿の建つ丘の上からの眺め。今日は(そしてこの旅最後の)快晴。

プトゥイの街に名残を惜しむ。というか晴れの写真を撮り直す。
 

郵便局

川から少し離れた野原の中の道をゆく




ときに容赦ないダート

 
オルモジュの手前、ヴェリカ・ネデーリャVelika Nedelja の城
歴史は中世に遡るが、なにやら洗濯物が干してあったり子どもが遊んでたりして、所有者一家が普通におうちとして居住している様子だった(あとで調べたら中は見学可能な博物館になっているらしいので管理人一家?)

城に隣接して建つ教会

オルモジュに到着。とりたてて見るものもない小さな街。
ドラヴァ川自転車道はこの先さらに西に続き、クロアチアに入って美しい街並みを誇るヴァラズディンを経てハンガリー国境まで続く。ただしクロアチア領内のルートの多くは交通量の多い車道を走るようで、あまり楽しそうな道ではない。

オルモジュ駅でムルスカソボタ行きの列車を待つ。
線路の向こう側の川を渡ればそこはもうクロアチアなのだが、シェンゲン協定外の国なので待ち時間にちょっと行ってくるというわけにはいかない。

はじめてのスロヴェニア国鉄。車両はいささかくたびれた感じ。
 
ムルスカソボタに到着

駅前の保存SL
 
《きょうの宿》Penzion Letališče
市街から数㌔離れた野原のど真ん中にぽつんと建つB&B
 
 
 

「飛行場ペンション」の名の通り、窓の外は小型飛行機の滑走路(しかも芝生。ときどきセスナみたいなかわいい小型機が鳥のようにのんびり来たり発ったりするのを眺めることができる)。
 
付設のレストランでばんめし。
明日はオーストリアへ.。。
 
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