メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2018 チェコ・ドイツ・ポーランド ブロンプトンふたり旅 CZ/DE/PL Day3

 
 

ウスティ・ナド・ラベムからバート・シャンダウ(ドイツ)

Usti nad Labem - Bad Schandau(GE)

 

ラベ (エルベ)川自転車道を辿って国境を越えドイツ入国。保養地バートシャンダウまで。

 

 

 

 

晴れた朝、宿の天窓を開けると小鳥のさえずりが賑やか

 

 

 

 

その一方で前日のiPhoneショックからいまだ立ち直れない人

 

 

 

ウスティからしばらくは道路と線路に沿ってラべ川の東岸を行く。専用道だったり一般道路だったり。

 

 

 

 

途中のヂェチーン Děčín でランチ入れてひと休み。

 

 

 

 

城のふもとの鬱蒼とした森で涼む

 

 

 

 
 

ヂェチーンからは橋を渡ってよく整備された自転車専用道で西岸沿いを行く(振り返って撮った)。

 

 

 

 

次第に両岸に山が迫って来て谷となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1938年、ドイツはオーストリアに続いてチェコズデーテン地方(ドイツと接する国境沿いの広い範囲)を併合した。チェコはこの年ドイツとの戦争を覚悟して動員をかけ、新国境沿いに防衛拠点を建設する。当時のこのようなトーチカは今もなお各地に残っている。(結局その後ヒトラーの恫喝に屈したチェコは戦わずしてドイツの保護領となる)

 

 

 

このあたりは「チェコのスイス」チェスケー・シュヴィーツァルツスコ、ドイツ側ではザクシシェ・シュヴァイツザクセンのスイス」と呼ばれる国立公園。どのへんがスイスかというとまあ岩山だろうか。

 

 

 

ロッククライミングや登山のメッカということだがわれわれは対岸から眺めるだけにしとく

 

 

 

 

チェコドイツ国境に至る

 

 

 

 

 

標章はいにしえの「チェコスロヴァキア共和国」

 

 

 

 

バートシャンダウまで川のこちら側に人家はない。

 

 

 

ようやく対岸に人家が多くなるとバートシャンダウも近い

 

 

 

渡し船で対岸のBシャンダウへ

 

 

 

船の上から

 

 

 

B.シャンダウは静かな温泉リゾート。温泉に加えて近隣の森や山を歩いて保養する「クアオルト」として人気。

 

 

 

 

 

 

 

 

旧市街から少し離れた今日の宿 Apartmenthaus Saxonia。緑濃い公園の向かいにある。

 

 

 

 

84.5€でお屋敷ぽい気分。この居間のほか寝室とキッチンあり。

 

 

 

 

各部屋にはそれぞれベートーヴェンやらワグナーほか芸術家の名が冠されている。われわれの部屋はカール・マリア・フォン・ウェーバー(ロマン派作曲家)の間。

 

 

 

 

キッチンの窓からの眺め。トラムが気になる。

 

 

 

 

とりあえず鉄タイム。

 

 

 

 

 

キルニッツシュタール鉄道は1898年開業、谷沿いに8km奥のリヒテンハイン滝までを結ぶ。軌間1000㎜ 600V。

 

 

 

 

 

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