妻氏とふたり、チェコ・オーストリア国境のあたりを出たり入ったり八日間の旅。
2009年に一人でこの辺りを旅したときに気に入ったので家人を連れてもう一度行こうと思ったのだが、短い期間に欲張ってあちこち行き過ぎて(輪行の多さ!)いささか慌ただしい道中となった。
使用機材
わたし:Brompton S6R
妻氏:レンタルのトレッキングバイク
Day1 ウィーン=(バス)=ブラティスラヴァ(スロヴァキア)
Day2 ブラティスラヴァ=(鉄道)=クティ〜ブルヂェツラフ(チェコ)=(鉄道)=ミクロフ
Day3 ミクロフ=(鉄道)=ズノイモ〜ヴラノフ・ナド・ディイ
Day4 ヴラノフ・ナド・ディイ〜ドローゼンドルフ(オーストリア)
Day5 ドローゼンドルフ〜スラヴォニツェ(チェコ)〜テルチ
Day6 テルチ
Day7 テルチ〜トヂェシュチ=(鉄道)=ズノイモ
Day8 ズノイモ〜レッツ(オーストリア)=鉄道=ブラティスラヴァ(スロヴァキア)
Day1&2
ウィーン=(バス)=ブラティスラヴァ(スロヴァキア)=(鉄道)=クティ〜ブルヂェツラフ(チェコ)=(鉄道)=ミクロフ
Wien - (bus)- Bratislava -(train)- Kuty - Breclav -(train)- Mikulov
もうおなじみのブラティスラヴァ
ご覧のように家人は日本人にしてはでかい女である…
… しかし現地で用意された妻氏用クロスバイクは、さらにでかい外人仕様だった。
フレームもでかいがステムも高くてめっちゃアップライト。前回と同じ業者 Bratislava Bike Point (旧称Luca Tours) だけど川向こうに移転していた。8日間で104ユーロ。
ブロンプトンと並べると親子自転車旅行のようだ。
中心街を通ってブラティスラヴァ中央駅へ向かう。
駅でケバブを買ってお弁当とする
だらだらしてたらこの時点で14時過ぎ
乗ってきた列車。一階に自転車スペース(自転車マークあり)
走り出してほどなく国境を越えてチェコに入る
2011年にも訪れた、オーストリアとスロバキアの間に無理やりねじ込んだようなチェコ領の一角、かつては貴族のお狩場、冷戦時代には一般人立ち入り禁止国境エリア。今では自然保護区となっている。人家もなく森と野原が広がっている。
はい野原。
はい森。
味のある橋
かつての貴族のハンティングロッジ。
当初ミクロフまで自走できればと考えていたがあと20数kmを残して時間もかなり押してしまった。加えて雨も降ってきた。ので残りの区間は輪行することにしてブルヂェツラフの街に向かう。
ブルヂェツラフ駅から輪行。ミクロフまでは25分ほど。
宿は最近欧州諸国に増えてきた一軒貸しアパートメント。
当初はオーナーの家に出向いて鍵を受け取り、支払いをすることになっていたが、電話してみたら駅に迎えにきてクルマで現地まで送ってもらえることになってラッキーである。
しかし小さなセダンのトランクに家人のクロスバイクを突っ込んで(はみ出している)石畳の急坂をゴトゴト揺れながら登るので、自転車が落ちないかドキドキであった。
宿は旧市街の丘のてっぺんにあった。
一泊68ユーロ 食事なしだがキッチン完備
ワインセラーになっている地下室を見学させてもらう。
オーナーのおっちゃん
オーナーおすすめのローカルワインを開ける。
部屋からの夜景
あす朝の眺望が楽しみである。
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