本日よりロレーヌ地方に入る。
次の停車駅はアヴォルスアイムでございます Avorsheim
このまま一日中こういう道だったらいいのにと願うが、そうはいかないのが人生である。
丘を上り下りしたのち、谷にあるサヴェルヌに向かって長い下り坂。このあたりから遠くにヴォージュ山地が見えてくる、
サヴェルヌSaverneに着いた。ここからマルヌ=ライン運河を辿る。
ここも味のある街並だったが先を急ぐ。
並走してきた運河はこの村の先で行き止まりとなる。そこには「プラン・アンクリネ」というダムのような大きな設備があったのだが、どういう構造なのか、船はこの先どこに行くのか見当がつかないまま首をひねりながら通り過ぎた。
1969年に完成した新しい運河は高いところを走っているので、旧水路は今は水が流れていない。自転車道はこちらに沿って人家もなく静かな森の中を続く。
昔はこのような小さな閘門がこの区間だけで17ヶ所もあり船が上り下りしていたそうな。門番小屋は今も随所に残り住居や店になっている。
やがて運河はトンネルで峠を越えるが、自転車はその先も道路で地味に峠越えさせられる(ネットで拾った写真)
峠から下ったらようやくニドルヴィエの村。ああやっと着いた。
村で一軒のB&B Chambre d'hôte au Grenier d'Abondance 全4室の小さな宿
シングル75€+朝食5€ まあ夏休み価格だけどヨーロッパはやっぱりこういう昔ながらの部屋がいい。