2013 エストニア & ラトヴィア EST & LV Day9
ヴァルカ-(輪行)- ヴァルミエラ - ツェーシス
今日もいい天気
ホテルは昔貴族が狩猟クラブハウスとして建てたものでレストラン内装のテーマもそれ系。近隣の森での狩猟ツアーも催行している。
テラスでコーヒーを喫する貴族。我輩は殺生は好まぬ。
今日からラトヴィアを走るが、そろそろ日程も押してきたし、ヴァルカからヴァルミエラまでは森しかなさそうだしということで、ヴァルミエラまでの約50㎞を輪行し、そこから次の街ツェーシスまで約30㎞を自走することにした。
■鉄道でラトヴィア入り
ヴァルカ駅(エストニア領)。
リガからの列車が国境に乗り入れるようになったのはつい最近(2008)のこと。それまで一日一本直通の夜行以外の旅客列車は一つ手前のLugaziが終点だった。(テレ朝「世界の車窓から」が2005年に取材したときもルガツィ止まり)。
駅舎はきれいに改装されたばかり(でも駅員無配置)。
ラトヴィア国鉄の列車
1989年のトーマスクック時刻表を見ると一日1本のリガ-タリン直通夜行列車が走っていた(所要7時間)が、今はここで乗り換える。
左上:1等車 右上:自転車積むスペース 左下:スパルタンな2等車 右下: 鉄の基本姿勢
ヴァルミエラ到着
列車はリガに去っていく
■ヴァルミエラの街
ヴァルミエラはラトヴィア北部ヴィゼメ地方の中心、古くはハンザ同盟の一員として栄えたが16世紀以降は戦乱などで衰退、19世紀になってようやく復興したという。
今はぜんたいが公園のような緑濃い街。人口2万7千だが小さな街ばかりだったエストニア南部から来るとずいぶん賑やかに感じる。宿もけっこうあるのでここで泊まるのもよさそう。
聖シモン教会(13世紀創立)。塔に登れるとは知らなかったが、子供連れのお母さんが「私たちこれから登るけど一緒にどう?」と誘ってくれたのでついていく。
塔からエストニア国境方面をのぞむ。ほんとに森が延々と続く
眺めに見入る親子
この子の何か宗教的な儀式で来たらしく、きょうだいの中ひとりだけよそいきの服。
さて出かけようか
市街には味のある建物が多い。聖Radoņeža Sergius(よめません)正教会。(19C)
街外れに忽然とそびえる旧ギムナジウム(1902築)。
■ ツェーシスまで田舎道を走る
しばらく快適な道が続く
このままツェシスまで楽勝ぽい雰囲気なので不遜な態度をとる
しかしやがてダートになる
ガウヤ川を渡り...
小さな村を抜けて...
路面はどんどん無慈悲な砂ダートに
それでもオラオラと走破するわたし
力尽きてヨレヨレの妻
ツェ―シスが近くなるとふたたび舗装路になるが路面はこの通り
ようやくツェーシスの街に入る。観光はあした。
「おまえ見かけない顔だニャー」と地元民に絡まれる
今日の宿は手前の平屋の家一軒借り切り
キッチン付きアパートメント(というか貸家)Cēsu Namiņš 50€
向かいは教会