Bus ride to Tallinn
タリンから続いた自転車の旅を終えて、長距離バスでふたたびタリンへ戻る。
・リガの朝
明け行くリガの朝を部屋の窓から
泊まったのはリガ旧市街聖ペテロ教会近くのRixwell Hotel Centra
タリンで借りた自転車はリガのホテル(どこでも可)に預けておけば、提携業者が回収に来る→タリンの店舗に出向いてデポジットのお金返却、という便利な仕組み。
泊まったツイン79€。広くて静かでキレイ。首都でこれはお得だった。
名残は尽きぬリガに別れを告げバスターミナルに向かう。
・バスの旅
われわれの乗るのは1000発タリン行き。所要4時間半の旅。
次発はバルト3国ぶち抜いてリトアニア西海岸のクライペダまで。
格安でヨーロッパ中に行けるバスはやはり人気のようだ。
ちなみにリガを拠点にするこのEcolines社の最長路線はリガ〜パリ、所要37時間半。船旅かよ!
しかし座席は日本の高速バスよりもむしろしょぼいくらいだしレッグスペースも狭い(2019年現在はパーソナルモニターほか快適設備が付いたらしいが)。
隣が家族や友人だったらいいけど赤の他人だったらパーソナルスペース狭くてさぞや窮屈だろうな。ましてやデカかったり臭かったりする外人だった日にはなおさらだ。
・タリン到着
長距離バスはずーっと主要国道を走り続けるわけで、風情のある村とか通るでもなし。のどかな田舎道ばかりだったこれまでの自転車の旅に比すれば車窓も退屈きわまりない。
ようやくタリンに着いて予約してあった宿、Solar Apartments Old town Pikk street へ。
一泊85€。言うことなしの部屋。
・タリン街歩き
レンタル屋に出向いてデポジットのお金を受け取り、自転車旅は無事完結となる。
あとは半日X2でタリン市街を歩く。
ここがタリン観光の定番にしてお約束の写真スポット
・CDショップへ漁盤ツアー
タリン最大の本&CDショップ、Rahva Raamatでいろいろ漁る(手にしてるのはオリジナルエコバッグ)。
エストニア産ジャズ、トラッドその他の釣果。(今ではストリーミングサービスでなんでも聴けちゃうようになったけど、当時は現地のショップか通販でしか入手できなかった)。
中古レコード&雑貨のおもしろショップ。ソ連時代国営メロディヤレーベルのLPとかおもしろレコードがいろいろ(買わなかったけど)。
キッチュなソ連時代ピンバッジは1つ1€。ご当地バッジ(サンクトペテルブルグとチェリャビンスク)、エストニア&ウクライナ両人民共和国友好バッジ、東独のなんか目標達成バッジ。
しかし帰国後に、ソビエト時代のエストニア人のあまりしあわせでなかった生活について色々知るにつれ、当時のネタを面白がる共産主義ネタはあまりシャレにならないなと思いはじめたのだった。
明日はフェリーでヘルシンキへ。そして帰国の途に。