メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

2009.1 BD-1で旅する台湾 Indroduction

 

 

2002年を皮切りに、5回にわたってタイを旅して北はチェンマイ、南はマレーシア国境までの道を自転車で走った。

タイは何度走っても楽しいし、今年の休暇も行ってもいいのだが、この辺りで別な国も走ってみたい気がした。ベトナムインドネシアは行ったし、次はどこかと考えた。

そうだ、台湾がある。

お隣の国なのにまだ行ったことが無い。調べてみれば自転車旅向きの国でもあるというではないか。

ということで、なんといっても近いし、近いからエコノミーでもいい、となると安いし、台湾に行くことにした。

 

その後毎年通うほどハマることになる台湾。これが最初の旅。

2018年現在、台湾中が民宿ブームに沸いていい宿がぼこぼこ出来ているのに比べると宿事情もまだ発展途上だった。

それまでの東南アジアの旅と同じノリで、ロンリープラネットをガイドブックに、着いた街で宿を探すスタイルの旅だった。しかし下に書いたのとうらはらに、台湾に関しては英語圏より日本語の情報のほうが詳細で使えると知った(考えてみれば当たり前だが)のはこのあとだった。

次の年からは、勃興してきたBooking.comほか予約サイトを利用するようになり、旅のスタイルも変わるのだった。

(以上2018年追記)

 

1.台湾中南部 1月の気候

 基本的に日本の春。ただし滞在中1週間ぐらい異常低温の日が続き、台湾中が大騒ぎだった(といっても仙台の4月ぐらい)。

 最南部は初夏の陽気。  雨具は持っていったものの、雨は全く降らなかったが、北部や東部では降ってたらしい。

 

2.物価

 もともと安いのに加えて円高のためさらに国じゅう全品1割引状態。タイとさほどかわらない感じ。

 以下、1元=2.7円

 街の食堂: 麺類 30~70元 一品料理 50~100元 汁物 30~60元 ライス10元

 宿:600~2500元 (最多価格帯800~1000元)

 ビール大瓶 50元

 新幹線 高雄~台北(東京-仙台ぐらい)自由席 1300元

 セブンイレブンのおでん 10~20元

 

  3.ガイドブック

 持っていったのはいつものようにロンリープラネット。でも帰ってきてから図書館で「地球の歩き方」見たら、ロンプラと同じくらい小さな街まで出てるし、宿の数はこっちのが多かった。しかし「歩き方」が勝るのはその点のみ。異文化圏でこのレベルのガイドブック作ってしまう西洋人の「旅行力」には悔しいが脱帽せざるを得ない。

 しかしそれ以上に重宝したのは、現地で買ったサイクリングガイド。「自行車環島旅団」という台湾一周ツーリングコースガイドと「南台湾単車逍遥遊」という地域別サイクリングロードガイド。日本人なら漢字見れば文章はなんとなくわかる。装丁は「るるぶ」のパクリだが、「走る、食べる、泊まる」の「るるる」が詳細に出てて世界的に見ても秀逸な本。しかもこれがおそろしいことに全台湾すべてのセブンイレブンでも売っている。どんだけ自転車王国なんだ台湾。欠点は、この2冊買うと重いこと。

 

4.地図

 現地でいろんな地図が売られているが、台湾県市地図(地図王出版公司)というのがベスト。各県ごとの一枚もので縮尺10万分の1。田舎道を選んで走る旅でもこれで充分。前途の「単車逍遥遊」の地域別2万5千分の1地図も非常に役に立った。

 

Day1 Arriving Taiwan 

Day2 to Taichung - Changhua by rail

Day3  Ride to Lukang (鹿港)

Day4 to Erhshuei (ニ水)

Day5 to Jiji (集集)

Day6 to Douliou (斗六)

Day7 to Chiayi (嘉義)

Day 8 to Baihe (白河) 

Day9 to Sin-ying (新営)

Day10 to Sinhua (overnight in Sinshi)

Day11 around Sinhua (新化)

Day12 to Meinong (美濃)

Day13 around Meinong (美濃)

Day 14 to Meija (瑪家)

Day 15 to Fengkang (楓港) 

Day16 to Kenting (墾丁)

Day 17 to Henchung (恒春) via Erwanbi