2013 エストニア & ラトヴィア EST & LV Day1&2
Day 1
■ヘルシンキ・ヴァンター空港に夜半到着。
空港で寝酒のビールを買おう、フィンランドのビールといえばラピンクルタだ、ラピンクルタラピンクルタ♪とスキップしながら売店に入ってみると、ビールのコーナーになにやら 覆いがしてある。ははあ冷気が逃げないようにしてるんですね、さすがエコ先進国、と覆いを取ってビールを取ろうとするとレジのお姉さんに止められた。
「夜9時以降はアルコール類は販売できないんです」
そりゃないぜベイベー。しかしそうか北欧にはそういう決まりがあったのだ。
仕方なくうなだれてタクシーに乗り市内中心部のホテルへ。空港タクシー€29.5。
Hotelli Seurahuone は1833年開業、レトロなアンビエンスがここちよい(でも部屋、とくにバスルームはすごく狭い)。
ホテルは駅前広場に面しているが、そちらとは反対側の部屋だったので静かに過ごせた。ツイン€115.(2023現在閉業との情報)
■ ヘルシンキの朝
ヘルシンキ見物は旅の最後にとっておき、今日は持ってきたスーツケースの中から旅の道具だけパニアバック(日本からオルトリーブのものを持参)に詰め、残りはホテルに預けてフェリーターミナルへ向かう。
重厚なレストランで朝ごはん
石畳とトラムはよい
■ フェリーに乗ってタリンへ
前回(1999年)に来たときは、ヘルシンキからタリンの海の便はフェリーが3.5時間、高速船(ジェットホイル)で100分。早いほうがいいやと後者を選んだが、飛島航路ですかというぐらいの船内の狭さにうんざりしたものだった。
それが今やフェリーで2時間、高速船が90分という。
船というものは十数年でそんなに速くなるものかとおどろいたが、やはり広い船内でのんびりくつろいでいったほうがいいということでフェリーでエストニアに渡ることにした(往復€36/人)。
フェリーターミナルにつかつかと歩み寄るわたし。
改札から船に乗り込むまではけっこうな距離を歩かされるので荷物運びは工夫と覚悟を要する。
バルト海なう
最初ひとりでここでヒルネしてたら、あまりに気持ちよさそうに見えたのか周囲にヒルネ客が集まってきてヒルネのメッカと化す。
ヒルネに飽きたら食べたり飲んだり室内のソファーでふんぞり返ったりしてるうちにタリンに着く。なるほどこりゃあ楽ちんだ。高速船のときはずっと待合室にいるような気分だったことを思い出す。
タリンで自転車を借り、宿に落ち着く緊迫の次回を待て!