メロウなvéloで行こう

おもに小径折りたたみ自転車で東北各地、ときに日本各地や海外を走る話

台湾2009 Taiwan Day3

彰化 - 鹿港 Changhua - Lugang



 ホテルに朝食を食べるところはないので(名前はでかいくせに)、街に食べに行く。蛤仔麺(アサリラーメン)とルーローハン。



 
 今日は彰化からほど近い、古い街並みで有名な観光地鹿港まで。
 
 彰化の街はクルマとバイクでわやくちゃだが、郊外に出るとそれほどでもない。
 鹿港までまっすぐ行くとあまりにすぐ着いてしまうので、北西の和美(Heimi)という小さな街に寄り道することにする。妻の名前と同じなので小ネタ狙いである。
 和美の街はのどかさと雑然さが混じりあった、東南アジアの田舎町に通じる面白さを感じる。ここもアジアなのだなあ。




 昼時になったので小さな食堂に入る。店の主人が流暢な英語で話しかけてきた。BBCラジオの英語講座で10年以上毎日勉強しているという。
 「この街はわたしの妻と同じ名前であるので寄ってみた」、と言ったらたいそう喜んで、周りの客に「おいおいこの日本人のカミさん和美ってんだってよ、」とうれしそうに宣伝しているばかりか、飯代を払おうとしたらいいよおごるよと受け取らなかった。
 走行
初日からフレンドリー・タイワンが全開である。風までフレンドリーな追い風で15時前に鹿港着。


 鹿港は清代に貿易で栄えた港町。

 保存街区のほか、現在の街並みも日本統治時代の面影を残しており、古き良きマンダリンの風情が香る。










鹿港天后宮香客大樓
本来は天后宮の参拝者のための宿泊施設らしいが、一般観光客も普通に泊めてくれる。


1泊950元。


彰化に比べると夜はぐっと静かになる(昼間どっと繰り出す観光客は近くの大きい街に泊まって日帰り観光バスで来るらしい)。

 ひと気も疎らになった保存街区をそぞろ歩く。この街はぜひ1泊して宵の風情を味わったほうがよい。

 




お腹も空きます


うまいワンタンメン


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