(初回UL 2013/04/17 . 2015/05/07加筆) 以前から、航空会社の輸送約款には(建前として)自転車輪行に料金を課す項目は存在していた。
とはいえわたしは1996年に初めて海外輪行して以来、アジア系欧州系含めてさまざまなキャリアで自転車を運んで旅してきたが、一度も料金を請求されたことはなかった。
しかし数年前から規則が変わったらしく、ネットでも各国のサイクリストの「カネとられた(怒」という声が目につくようになった。実際にわたしも2011年、プラハから大韓航空で帰国する際にはじめて料金を請求された(そのときは「今まで15年毎年輪行してたけどどこも料金取るとこなんかなかった。そもそも往路便じゃ何にも言わなかったじゃないか。」と抗議して粘った結果無料になったが、向こうの言い分は「往路でスルーしたのはこちらのミスなので今回は帰りも無料で運ぶ。でも規約上今後は事前連絡の上料金を払ってくれ。」ということだった。
これは大韓航空に限ったことではなく、いまや世界中のキャリアで自転車に課金する動きが広がってきているようである。そこで今後は飛行機の予約をする前に自転車の扱いについてきっちり調べておくことが必要な時勢なようである。
欧州内マイナーキャリアも含めた詳細な情報はこちらのリンクに→Flying with a bike 詳しいが、日本から利用する機会の多いキャリアについて下にまとめてみた。
重量制限内無料
有料(片道 日本欧州間 乗継ある場合さらに別料金)
フィンエアー 100€
ルフトハンザ 150€
オーストリア 170€
KLM 200€
エールフランス 200€
まとめると、直行便で行くなら日系が就航している国かイギリス。
乗継ならほとんどの国に行ける英国航空以外は、上記のアジア系キャリアが就航している国:
↓
タイ航空: スペイン ベルギー オランダ ドイツ ノルウェー デンマーク スウェーデン フィンランド フランス イタリア オーストリア スイス ギリシャ
アシアナ: ドイツ オランダ ベルギー フランス ノルウェー イタリア
EVA: オランダ ベルギー ドイツ フランス イギリス
こうしてみると、タイ航空、意外とがんばってる。