ザブルジェ - ハヌショヴィツェ Zábřeh - Hanušovice 48km
~ シュムペルクの街に寄り道したのち、川沿いの緑濃い道でハヌショヴィツェへ。
前半は昨日来た道の続き。
まずは15km先のシュムペルクに向かう。ポーランド国境に広がる山地への観光拠点らしいので、いい宿があったらそこに泊まってもいいなと思ったのだ。
が、着いてみると、泊まって味わいたいと思うほどの街ではなかった。しばらく広場で日向ぼっこして出発。さらに北に向かうことにする。
シュムペルクの町役場 |
地図で見るとシュムペルクからそのまま北へ行く道をたどればよさそうなものだが、その道は登りがきつそうだったのと、サイクリングコース(Eurovelo 9)をたどりたかったので来た道を一旦戻る。
Bludovから分れて北へ向かう道も丘を登ったりおりたり。シュムペルクで買っておいたサンドイッチを丘の頂上でひろげて展望ランチだ。
丘を下る道 |
川べりの村Bohutinより先は川と鉄道に沿って行く平坦なルートで心地良い。
進む先にはなだらかな山並み。どことなく山形の風景に似ていて、向こうから山交バスが来たらどうしよう。
山の中からパッと視界が開けていきなり工場が出現、何ごとかと思ったらそれはローカルビール Holbaの本社工場だった。それに続く道沿いにこじんまりと開けたのがハヌソヴィツェの町。
町外れのレストランの2階のペンションがどうやらこの町唯一の宿らしい。
泊まれたからよかったが、ここがダメなら12km先のブランナまで行く覚悟だった。
1泊なんと290Kr(約1300円)。朝食こそついていないが部屋は至極きれいで快適。バストイレも部屋についている。これはわたしの欧州宿最安値記録更新である。
(それまでの最安記録はエストニアのB&Bの約1800円。そっちは大盛りの朝食と薪サウナ(自分で焚く)が付いてたがトイレ共同。)
階下のレストランでさっそく生ホルバ。そりゃおいしいよ産地から数百メートルだもの。
Penzion Formanka |