瑞穂から Leaving Rueisuei
今日もゆっくり朝湯につかり、名残を惜しみつつ出発。いい宿だった。昨日も走った瑞穂温泉周辺のサイクリングロードをもう一度味わっていく。
今日のルートも途中に食事できる店があるかあやしかったので、瑞穂の街で弁当を買っていく。
193号線、昨日までと違って今日の区間はけっこうクルマが多い。
ほどなくお腹も空いたので、村の入り口の公園で弁当をひろげる。
排骨弁当50元。メインの排骨はたいしたことないが、他のおかずがうまくて唸る。
茄子炒め、玉子焼き、青菜炒めなどの脇役がいい仕事してる
田植えのシーズン。台湾は2期作(南部は3期作も)
菜の花もシーズン
自転車道で玉里、そして安通へ Cycle path to Yuli and Antong
ほどなく玉里への分岐。
当初は翌日に安通温泉から玉里に出て、渓谷の西側を走るつもりだったが、玉里から渓谷の東岸の東里まで自転車専用道があるというのでそちらにルート変更することにする。
よって、玉里には今日のうちに寄っておくことにする。何のためかというと、名物の玉里麺というのが食べたかったからである。
玉里から東里に至る10km余りの自転車専用道は、以前花蓮から台東へ走っていた鉄道の旧線路跡を利用したもの。線路も残っている。
この区間は現在移設されて西側を走っている。なぜ移設したかというと原因はこれ。
果たして自転車なら大丈夫なんだろうか |
鉄橋のこの箇所でフィリピンプレートとユーラシアプレートが接していて、ある時ユーラシアプレートがずりずり沈みはじめ、橋脚も一緒にずれ出したそうな。もはやこの橋に列車を走らせるのは危険ということになり、2007年に区間そっくり移設になったとのこと。
着いた玉里はコンパクトながらごちゃごちゃしすぎずいい感じの街。
お目当ての玉里麺。
これはうまかった。台湾の麺は総じてコシがないのが多いが、これは日本のラーメンのようなもっちり感がある。スープもだしが効いていて日本人好みだ。
来た道を引き返して安通に向かう。
旧安通駅は「サイクリングステーション」(Giantのショップ付き)になっていて、自転車のレンタルもしている。
安通温泉旅館 Antong Spa Hotel
川沿いに山が迫る谷あいの安通温泉旅館に到着。
近くの河原も少し掘ると温泉が出て即席露天風呂が出来るという。実際入ってる人がいた。
宿、部屋、中庭の温浴施設、夕食の定食(クリックで拡大) |
あらかじめネットで内風呂付きの部屋を予約していた。さっそくひと風呂フヒー。
今宵の宿: 安通温泉飯店(←日本語ページが傑作) 朝食付き3990元
日本統治時代からの温泉宿。当時の建物も保存されている。
部屋で無線LAN可。ロビーにも客用PCあり。
レストランは大人数向けコース料理が主で、個人客には定食数種と麺類飯類の限られたメニューしかない。近くに他に食べるところはないのでちょっと不便。