Hohenau -(train)- Angern - Bratislava
ホーエナウ −(輪行)− アンガーン − ブラティスラヴァ
朝方小雨が降る。
ふたたびアンガーン行きの列車で輪行、渡し船でスロヴァキア側へ。
この頃には雨も止んで、昨日に引き続き冷戦時代には立入禁止だった国境沿いの一帯、水没林と湿地、そして森が続く無人エリアのトレイルを行く。
つい最近道路が川の増水で冠水したらしく、路面がきめの細かい泥で覆われている。これが曲者で、粘り気のある泥の層と化しておりちょっと走るとタイヤにへばりつきブレーキシューの間に粘土のように詰まって走行不能となってしまう。水たまりで洗い流してはちょっと走って、また詰まって動けなくなる、を繰り返し苦労しながら進む。
|
どろだらけ |
次第に視界が開けてきて小カルパチア山系の山並が見えるようになる。
やがてドナウ川と合流。ブラチスラヴァまで10キロの標識。
|
合流点。手前がモラヴァ川、中州の向こうがドナウ川 |
デヴィンはドナウ川を見下ろす高台にある城が有名な観光地だがとりあえずパス。
ここから国道に合流、自転車レーンもなく交通量の激しい国道の路肩を走らされる。並行する道もないのでひたすら辛抱。市街まで下り坂なのが救いだ。
ブラチスラヴァ市街に入る手前からはふたたびサイクリングロードが始まる。
|
とりあえずデヴィン城は下から見上げて去る
|
ブラティスラヴァ到着記念。通称UFO橋の前で
さてよく考えると一国の首都に入ったというのに宿を予約していない。川沿いにはいくつかあまりパッとしない感じのホテルやボートホテルが並んでいるが、とりあえず旧市街中心に向かってみる。
ロンリープラネットに出ている宿に当たってみると1軒めですんなりOK.
2泊滞在することに決める。
|
Chez David. 外装は社会主義時代の味気ない建物まんまだが中はオサレ |
朝食付き49€
|
ダビデを名乗るだけあってレストランはユダヤ料理。デカ茄子の肉詰め |
|
ブラティスラヴァ城の丘からUFO橋をのぞむ |
|
城は休館日だったのでまたあした |
|
旧市街夜の散歩 |