DAY5 アンボワーズ~ロシュ Amboise - Loches くもり
アンボワーズにも綺麗なお城があり、それを取り巻く街並みもいにしえの風情が漂う。
ひととき街をそぞろ歩いた後、市街を抜けアンボワーズの森に沿って走っていく。やがてシュノンソー着。シュノンソー城もロワール地方きっての壮麗なつくりでシーズンには観光バスが押しかけるところだが、この季節はさすがに閑散としている。近くの土産屋には「民芸品・おみやげ」と日本語で大書した看板が出ていてびっくり。城は外部からは見えない。内部見学するまでもないやと素通りしたので写真なし(画像はイメージです)。
小川に沿った静かで心地よい道から見晴らしの良い丘の上の道へ。北海道か葉祥明かといった感じの風景のなかを行く。やがて丘を下ってアンドル川沿いの道をたどる。やがて小高い丘に城砦を頂くロシュの町が見えてくる。
広場に面したホテルに投宿。梁とかを昔っぽくしてあるレトロ調のステキな部屋。
アンボワーズ城 |
DAY6 ロシュからトゥール Loches- Tours 晴れ
ロシュも中世の面影を残す美しい町。13世紀から16世紀までフランス王の住居であった城とその周辺をそぞろ歩く。
宿が面している広場ではマルシェが開かれている。野菜やらパンやらチーズやら、近所の農家の人たちが持ち寄ったいかにも手作り風の品々やらを並べた屋台が軒を連ねる。なにやらカビに覆われて半年放置したう◯このような物体を並べている店があり何事かと思いよく見ればそれはチーズであった。
ロシュも中世の面影を残す美しい町。13世紀から16世紀までフランス王の住居であった城とその周辺をそぞろ歩く。
10世紀創立、ロマネスク様式の聖ウール (St.Ours) 教会。 戸口にはデフォルメされた動物や怪物の彫刻がたくさん施されており漫画っぽくて興味深い。 |
腹出しダンス野郎、逆立ち野郎など中世のお調子者たち |
昨日までのどんよりした空は冗談であったかのような晴天の下、今日は支流アンドル川に沿って走る。平坦で静かで気持のいい田舎道である。ネムタゲな村をいくつか過ぎるとコルメリの町。
ここから上り坂をあがりきると丘の上に出て、畑の中見晴らしの良い一本道の気持ちよいライディングとなる。やがて丘を下ってヴェイニェへ。
このまま川沿いに走りつづけたいところだが今日は土曜日。フランスでは日曜日は店という店はすべて休みである。土曜に油断すると翌日飯も食えず酒も飲めないという悲惨な目にあう。それでも大きな街では開いている店もあるので(ほとんど午前中だけ)、ルートをそれて北に向かい、人口20万の大都市トゥールで日曜日をやり過ごすことにする。
DAY7 トゥール 雨