昼飯になんとかという特産のサカナのから揚げ定食を食す。午後、宮古島へ。
空港から出てみればいちだんと陽射しがスルドイ。島の中心地、平良まで5kmあまり走っただけでハヒハヒ化するが、おお見よ!なんとこの島にはファミリーマートがあるのだ。エアコンの効いた店内に入り一息つき、さんぴん茶というのを買う。早い話がジャスミンティーなのだが沖縄県では非常にポピュラーな飲み物で、以後どんな田舎に行っても自販機ではさんぴん茶が買え、八重山サイクリングの友として毎日ぐびぐびと飲み続けた。すっきりした味わいとジャスミンの爽やかな香りが喉と鼻を抜け、暑い日に最適だ。
平良市街は、地味だ。もっとチャラチャラしたリゾート街を想像していたのだが、鄙びまくっておりアジア的旅情を掻き立てられる。眼についたホテルにチェックインし、ほっと一息。
なんか小腹が空いたので、鄙びた商店街のこれまた鄙びた食堂に入り、フーチャンプルーを頼む。しみじみとうまい。こちらでは単品料理を頼むと自動的にご飯と味噌汁が付属しているということもはじめて知った。「チャンプルーと、ごはん。」とか注文するとご飯が二杯出てくる惧れがあり、注意が必要だ。
市街を抜け、鄙びた漁村、久松へ。そこからは右手に海、左手にサトウキビ畑をみながら農道を快走。下地集落を抜けると来間島に渡る長大な橋が見える。あれを渡るのは楽しそうだ。
その前に橋近くの前浜ビーチへ。こっちに着てはじめての海だ。地元の子供たちがや家族連れが遊んでいるだけで、静かな海水浴場だ。エメラルドグリーンのキレイな水に逆上し、短パン1枚になるとざぶざぶと海水浴。ああきもちいい。しばし仰向けにぷかぷかと浮き、南国のでっかい空を眺める。
来間大橋を渡る。ふき渡る風が気持ちいい。橋から見下ろした海の水がまたきれいだ(右写真)。